世界初の特許技術「ヒートメタル」
ヒートメタルは、特殊な半導体膜をステンレス基材にナノレベルで焼結コーティングした、世界初の高効率発熱素材です。
従来のニクロム線などの抵抗発熱体とは異なり、同等の電力で2〜3倍の熱エネルギーを瞬時に発生させることが可能です。
- 特許番号:特許第7663921号(日本)
- 発明内容:特殊アモルファス半導体膜による高効率発熱体
- 特徴:低電力で高温(1,000℃以上)、酸化劣化が少なく長寿命
技術の応用分野
ヒートメタルを核とした技術は、エネルギー・環境分野で幅広く展開されています。
■ ヒートメタル発電システム
- 燃料不要・CO₂ゼロの自立型発電システム
- 災害時電源、離島、医療施設、農業施設、工場向け
■ 廃棄物処理技術(亜臨界処理・バイオ分解)
- 廃棄物を高温高圧で減容化・無害化
- 福島第一原発事故後の廃棄物処理でも実績を証明
■ 高効率加熱・製造分野
- 特殊切断加工(3D熱カッター)、食品・化学加熱プロセスへの応用
ヒートメタルがもたらす価値
- 低電力・高効率:従来発熱の3倍効率、運用コスト削減
- ゼロエミッション:燃料不要・CO₂ゼロのクリーンエネルギー
- 長寿命・高耐久:酸化しにくくメンテナンス頻度を大幅軽減
- 国家規模の課題解決:エネルギー政策・災害電源・廃棄物処理で活躍
関連特許一覧
- 特許第7663921号:亜臨界水処理装置(ヒートメタル熱源)
- 特許第6913987号:油化装置(プラスチック油化方法・装置)
- 特許第6887707号:分離型ゴミ処理装置「バイオ21シリーズ」
- 特許第7171101号:有機物分解装置(亜臨界装置)
- 特許第6989993号:破砕滅菌装置(廃棄物分解装置)
未来への展望
ヒートメタルは、発電・環境・製造業の垣根を越えて、次世代のエネルギー・インフラの中核技術として進化を続けています。
私たちはこの日本発の素材技術を基盤に、世界市場への展開を進め、エネルギー転換と循環型社会の実現に貢献します。